更新日:2025年7月28日 | Kumi
物が増えてしまい、家の中にスペースがなくなって困っている方にとって、トランクルームは有効な選択肢です。ただし、月々の料金や初期費用がどのくらいかかるのかは、広さや場所、設備によって変わってきます。
この記事では、料金が決まるポイントと年間でどれくらいの費用がかかるのかを具体的にお伝えします。実際の使用例も交えてまとめていますので、無駄な出費をせずに、大切な物をすっきりと預けたい方の参考になる内容です。
ご自身の荷物に合った広さを選ぶための考え方もわかりやすくご紹介しています。

広さが広くなると料金も上がるため、段ボールの数などで荷物の量をよく確認し、必要な広さだけを選ぶことが大切です。また、保険や運搬サービスなどのオプションもあるため、自分に必要なものだけを選ぶことで、無駄な出費をおさえることができます。
キャンペーンを使えば初期費用を下げることもできますが、対象や期間には限りがあるため事前の確認が必要です。
自分に合った条件を選べば、心地よく空間を整える助けになります。生活を少しずつ軽くしたいと願う人にとって、考える価値のある選択です。
トランクルームの料金がどのように決まるか知っておきたいこと
トランクルームの料金は、どこにあるか(立地)、どれくらい広いか(広さ)、設備や何階にあるかなどで大きく変わります。荷物の量や使い方に合ったスペースを選べば、ムダな出費をおさえながら、家の中をすっきり使うことができます。
項目 | 内容 |
---|---|
立地 | 駅の近くや都市部では料金が高く、郊外や地方の方が安いことが多いです。 |
広さ | 面積が広いほど料金は高くなります。必要な大きさを考えて選ぶことが大切です。 |
設備 | 空調や防犯の設備がある屋内型は、屋外型より料金が高くなる傾向があります。 |
階数 | 1階は荷物の出し入れが楽なため、上の階より料金が高くなることがあります。 |
料金は場所・広さ・設備・階数の4つを見て決まります。
トランクルームを1年間使ったときの費用を見てみよう
実際にトランクルームを1年使ったときの費用をもとに、どれくらいのお金が必要なのかをまとめました。
毎月の支払いと最初の出費を合わせると、年間約30万円ほどかかることがわかります。お得なキャンペーンもあるため、タイミングを見て選ぶことが大切です。
年間料金の試算内容
- 月額使用料は、最初の3か月が半額の12,000円、その後は24,000円になります。
- 初期費用は、使用料・事務手数料・割引を合わせて35,600円です。
- 物件は横浜市港北区の屋内型トランクルーム(2帖の広さ)を使った例です。
- 申し込みはWEBから行い、8月1日に契約した設定です。
- 年間を通じて支払う合計金額は299,600円となりました。
1年間使うときは、最初の費用と毎月の合計をしっかり確認することが大切です。
屋外にあるトランクルームの広さと月額のめやす
屋外型トランクルームは、家に入りきらない荷物を安全に預けておける場所です。段ボールや季節用品、家具や家電、バイクまで、サイズに応じてさまざまな物を入れられます。
車の横付けができるため、重たい荷物も出し入れしやすく、家の中をすっきり保てます。家族の荷物や仕事道具の保管にも適しています。
【屋外型トランクルームサイズ別 比較表】
サイズ | 月額料金目安(上段) | 月額料金目安(下段) | 段ボール目安数 | 特徴(収納できる物) | 利用に向く人 |
---|---|---|---|---|---|
0.7帖 | 1,100~6,600円 | 2,200~8,250円 | 約20個 | 小型家具、アウトドア用品、スーツケース、季節家電 | ひとり暮らしや季節用品を預けたい人 |
1.6帖 | 2,200~11,000円 | 3,300~19,800円 | 約50個 | 冷蔵庫、電子レンジ、自転車、スキー板、タイヤ | 家具一式やレジャー用品も預けたい人 |
2帖 | 2,200~13,200円 | 4,400~26,400円 | 約60個 | 家財道具、小型冷蔵庫、自転車、段ボール10箱 | バイクやファミリー向け物置として |
4帖 | 4,950~26,400円 | 7,920~46,200円 | 約125個 | ドラム式洗濯機、ベッドマット、冷蔵庫、家具多数 | 引っ越しやバイク複数台の保管にも便利 |
8帖 | 6,600~37,400円 | 13,200~77,000円 | 家一式相当 | ダイニングセット、ベッド、大型家電、在庫品 | 引っ越し・リフォーム・業務保管に適す |
屋内にあるトランクルームの広さと月額のめやす
屋内型トランクルームは、空調や防犯対策がしっかり整っていて、本や衣類、小型家電や思い出の品まで安心して保管できる収納スペースです。室内にあるため湿気やほこりに強く、大切な物をきれいに保管したい人に向いています。
家の中の物を減らして広く使いたい人にとって、心強い選択肢です。
【屋内型トランクルームサイズ別 比較表】
サイズ | 月額料金目安 | 段ボール目安数 | 特徴(収納できる物) | 利用に向く人 |
---|---|---|---|---|
1帖 | 3,300~18,700円 | 約36個 | 書籍、衣類、小型家電、コレクション用品 | 一人暮らしで収納が足りない人や趣味の保管 |
2帖 | 6,600~35,200円 | 約72個 | レジャー用品、育児用品、自転車 | 家族の季節用品やベビーカーをしまいたい人 |
3帖 | 9,900~37,400円 | 約108個 | テーブル、洗濯機、キャンプ用品、衣類など | 家族の荷物や大きめの趣味道具を保管したい人 |
4帖 | 15,950~47,520円 | 約144個 | ソファ、冷蔵庫、タンス、レジャー用品など | 大型家具やオフィス用品の保管にも便利 |
トランクルームをなるべく安く使うための5つの工夫
料金を少しでもおさえたい方に向けて、すぐにできる工夫を5つ紹介します。
外にあるタイプを選ぶことや、必要な広さをよく考えることなど、ムダな出費をふせぐヒントがわかります。
安心して使い続けるためにも、ぜひ知っておきたい内容です。
外にあるタイプをえらぶ
屋外型トランクルームは、料金が比較的安いため、コストをおさえたい人に人気があります。ただし、空調がないため、入れる物によっては湿気や温度に注意が必要です。保管する物に合った対策をして使うと安心です。
- 湿気が心配な物は、収納前に乾燥剤などで対策をしておくと安心です。
- 家電や布製品などは、温度や湿度の変化に注意して保管する必要があります。
- 空調設備がない分、屋内型よりも安く借りられるのが特長です。
- 収納する物の種類によって、屋外型と屋内型を使い分けることが大切です。
- 屋外型は料金を抑えたい人にとって、選びやすい保管方法のひとつです。
料金が安い屋外型は、荷物の性質に合った工夫をして使うことが大切です。
本当に必要な広さだけを借りる
トランクルームは広くなるほど料金も高くなります。無駄な出費を防ぐためには、荷物の量に合わせて必要な広さを選ぶことが大切です。段ボールの個数を目安にすると、広さのイメージがつかみやすくなります。
- 段ボール約200個なら、3帖ほどのスペースが必要です。
- トランクルームが広いほど料金が上がるので注意が必要です。
- 約50個の段ボールなら、1帖の広さがちょうどよい目安になります。
- 収納前に荷物の量をしっかり確認することが大切です。
- 0.5帖未満のスペースには、段ボール約20個未満が入ります。
荷物の量に合った広さを選ぶことで、無駄な料金をかけずにすっきり収納できます。
便利な設備があるかどうかをよく考える
トランクルームには、荷物の運び出しや保険などのオプションが付けられることがあります。ただし、全部を付けると料金が高くなるため、自分にとって本当に必要なものだけを選ぶことが、ムダなく使うコツです。
- 運搬サービスは、車が使えない人には便利ですが、使わないなら不要です。
- 保険のオプションは、高価な物や壊れやすい物を入れるときに考えてもよいです。
- 必要ないサービスを選ばないことで、料金をおさえることができます。
- すべてのオプションが必要とは限らないため、内容をよく確認することが大切です。
- 最低限の機能で十分な場合は、シンプルな契約にするのがよいでしょう。
自分に必要なサービスだけを選べば、使いやすくて費用もおさえられます。
都心から少しはなれた場所を選ぶ
郊外のトランクルームは、都市部より料金が安いことが多いため、コストをおさえたい人にとっては魅力的です。ただし、自宅から距離があると不便に感じる場面もあるため、使いやすさとのバランスをよく考えることが大切です。
- 荷物を頻繁に出し入れする人は、自宅からの距離に注意が必要です。
- 料金の安さを重視するなら、郊外のトランクルームは候補になります。
- 交通手段が限られている場合は、場所選びに工夫が必要です。
- 保管するだけで頻繁に使わない荷物なら、遠くても問題ないこともあります。
- 郊外型は都市部に比べて広さのわりに安く借りられることが多いです。
料金とアクセスのバランスを見ながら、使いやすい場所を選ぶことが大切です。
割引キャンペーンを見逃さない
トランクルームには、事務手数料が無料になったり、月額使用料が半額になるようなキャンペーンがあることがあります。対象の物件や期間が限られているため、事前に確認してうまく活用することで、初期費用や月々の出費をおさえることができます。
- 事務手数料が0円になるキャンペーンが行われることもあります。
- 使用料が一定期間半額になることもあり、初期費用を減らせます。
- キャンペーンの対象物件は決まっていることが多いので、確認が必要です。
- 公式ホームページで情報をチェックしてから申込みを検討するのが安心です。
- 期間限定のことが多いため、タイミングを逃さないように注意が必要です。
キャンペーンを上手に使えば、初期費用や毎月の料金を大きくおさえることができます。
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20% オフまとめ:トランクルームの月額料金は?料金が決まるポイントと年間料金の試算。
トランクルームの月額料金は、広さや場所、設備によって大きく変わります。安いものでは月1,000円台からありますが、広くて設備の整ったものは月に数万円かかることもあります。年間で考えると、初期費用を含めて10万円以上になることもあります。ですから、自分が本当にどれくらいの荷物をしまいたいのかをしっかり考え、必要な分だけを預ける工夫が大切です。
例えば、湿気に弱い物をしまうなら空調のある屋内型が安心ですが、コストをおさえたいなら屋外型も選択肢になります。広さも、段ボールの数や家具の大きさを目安にするとわかりやすくなります。収納に必要な広さを正しく見極めれば、無駄な出費をせずに済みます。私自身、使わない物で部屋があふれていた頃は、気持ちも落ち着かず、家族との時間もなんとなく窮屈に感じていました。けれど、必要な広さのトランクルームを選び、いらない物を一時的に預けただけで、暮らしがすっきりしました。
また、運営会社が行っているキャンペーンを活用すれば、事務手数料が無料になったり、月額使用料が一時的に安くなったりすることもあります。ただし、対象の物件や時期が限られているので、契約前に公式サイトなどでしっかり確認しておくことが大切です。
せっかくの大切な物が、手の届かない場所にあって不便になったり、家の中で邪魔になってストレスになってしまっては本末転倒です。トランクルームは、暮らしの空間を取り戻すための手段です。自分に合った広さと条件を見つけることが、無理のない利用につながります。大切なのは、必要なものが必要なときに使える暮らしを整えることです。


このサイトでは私の失敗談を交え、失敗しないトランクルーム選びのコツをお伝えします。
トランクルーム選びの経験者として、あなたに伝えたいことがあります。トランクルームは家具、衣類、書籍、電子機器、季節行事用品など幅広いアイテムの保管に利用されています。家具、書籍、アウトドア用品、家電製品が特に多く保管されており、季節ごとの衣服や行事用品の収納にも役立ちます。